360°画像は、いつ、どこで、どのように収集されている?

Google のカラフルなストリートビュー撮影車が 360°画像を収集し、世界地図に命を吹き込む仕組みをご覧ください。

Google ストリートビュー画像収集
Google ストリートビュー画像収集アニメーション車

写真の提供元

ストリートビューの写真には、Google 提供のものと、それ以外の提供元のものの 2 種類があります。

Google のコンテンツ
投稿者によるコンテンツ

Google のコンテンツ

Google が所有するコンテンツには、「ストリートビュー」または「Google マップ」という帰属情報が表示されます。画像に映っている人の顔やナンバー プレートには、自動的にぼかし加工が行われます。

ポリシーの詳細

ヨルダンのペトラで撮影した Google ストリートビュー画像

投稿者によるコンテンツ

ユーザーから提供されたコンテンツには、クリックまたはタップ可能なアカウント名が表示されます。プロフィール写真が表示される場合もあります。

ポリシーの詳細

ストリートビューに投稿する

Federico Debetto 氏が作成したザンジバルの地図の Google ストリートビュー画像

今月撮影を予定している場所

Google は、世界のあらゆる場所の画像を提供してユーザー体験をより豊かなものにできるよう、世界中を駆け巡りながら撮影する取り組みを続けています。撮影現場をご覧になりたい場合は、近隣地域での撮影予定を以下でご確認ください。

日付 地域
日付 地域

天候や通行止めといったやむを得ない事情により、撮影車が運行していない場合や、若干の予定変更が生じる場合があります。なお、リストに都市名が記載されている場合は、車で移動できる範囲の周辺の市町村も撮影対象に含まれる場合があります。

世界中の驚くべき未知の場所を発見するために生まれた撮影車

ストリートビュー チームは、これまでに 7 大陸すべてで無数の場所を訪れてきましたが、手付かずの地がまだまだ残っています。出発前に地形、気候条件、人口密度などの多くの要因を考慮して適切な撮影車を配備し、優れた画像を収集します。

ストリートビュー撮影車

画像の収集に最もよく使用しているのは、屋根にカメラシステムを搭載したストリートビュー撮影車です。これまでに世界中で 1,600 万 km 以上を撮影するのに活用されています。その中にはバナナを食べている馬の姿もあります。
ストリートビュー撮影車

トレッカー

このポータブル カメラ システムは、バックパックとして背負ったり、ピックアップ トラック、スノーモービル、バイクに取り付けたりすることができます。狭い通りや、インカの要塞マチュピチュのように徒歩でしか行けない場所で画像を収集できます。
トレッカー

地図に命を吹き込む

画像の収集が終わったら、次はストリートビューでのお披露目です。ストリートビュー チームの舞台裏の様子をご覧ください。

  • 画像の撮影

    まずは、ストリートビューとして表示する写真を撮りに、その場所に実際に行かなければなりません。その際には、天候や人口密度など、さまざまな条件を考慮して撮影に最適な時間や場所を決定します。

  • 画像の配置

    地図の正確な位置に画像を表示できるよう、車に搭載された GPS 装置、速度計、方位計などさまざまなセンサーからの信号を組み合わせて使用します。これらのデータから撮影車のルートを正確に再現し、必要に応じて画像の傾きや配置を調整することができるのです。

  • 複数の写真を 360° 写真に

    360° 写真に切れ目ができないよう、複数のカメラで撮影範囲が少しずつ重なるように写真を撮影し、それらの写真を「縫い合わせる」ことで 1 枚の 360° 画像を作成します。そして、「継ぎ目」が目立たないように、特殊な画像処理技術を使ってスムーズな画像を作り出します。

  • 適切な画像の表示

    撮影車からのレーザーが跳ね返ってくる時間でビルや物体までの距離を算出し、世界の 3D モデルを作成できます。ユーザーが離れた場所に移動すると、このストリートビューの 3D モデルに基づいて最適なパノラマ画像が表示されます。

撮影した場所

地図上の青いエリアはストリートビューを表示できる地域です。ズームインして詳細な画像を確認したり、Google マップでブラウジングしたりできます。

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